設立趣旨・理念
浄土宗保育協会は、浄土宗の寺院・僧侶が行う幼稚園・保育所及び保育関係者による連合組織です。浄土宗保育とは、阿弥陀さまの平等のお慈悲を信じ、「南無阿弥陀仏」のお念仏に勤しみ、子どもも大人も「仏(明るく)・法(正しく)・僧(和よく)」の心を育むことを理念としています。
浄土宗の近代保育は、大正から昭和初期にかけて宗内の篤志家による農繁託児所、日曜学校、子ども会、社会事業などの活動が、戦後多くの幼稚園・保育所の開設へと展開し、今日の盛況に及んでいます。
昭和26年に本協会の前身でもある浄土宗保育連盟が各宗に先駆けて発足しました。その後浄土宗合同を経て、昭和39年>長野・善光寺において当協会は設立いたしました。仏教研究組織としてはもっとも長い歴史と実績を有します。